
実家から遠く離れて県外で初めて一人暮らしを始めると、どうしても寂しさや不安を感じるものです。
家に帰りたくても、学校や仕事があると県外だしすぐには帰れません。住み慣れた家のこと、家族の事を考えるとホームシックになってしまいます。
県外だと親しい友人もなかなかできないし、慣れない仕事や学校でストレスも溜まってきます。
環境が違うわけですから、最初は不安だったり、寂しいと感じるのは当然。今回は、そんな負の感情を乗り切る「3の法則」を紹介します。
3の法則とは?
「三日・三月・三年」という法則をご存じでしょうか。
「三日頑張ることができれば、三ヶ月は耐えられる。三ヶ月耐えられれば三年は続けられる。」という意味です。
寂しいという感情がこのままずっと続くのではないかと思ってしまうと、それこそ不安になってストレスを感じてしまいます。
まずは三日頑張ってみて、乗り切ることができたらもう三日頑張ってみる。乗り切ることができたら次は3週間を目標に頑張ってみる、ように3という数字を使って目標を立てるのです。
3という数字は達成感を感じやすいのです。仕事でも3年続けることができたら、よくやったなと思うのではないでしょうか。
できそうな範囲で細切れに目標を立てていくこと。これが大事です。
マラソンを例に挙げると、辛い時は、「あの電信柱まで頑張ってみよう」、「今度はあの電信柱まで頑張ってみよう」と細切れに目標をたてていくと、意外とうまくいくものです。
一人暮らしで寂しい時は?
今まで家族と住んでいて、急に県外で一人暮らしとなったわけですから、不安や寂しいという感情を持つのは当然です。
夢と希望にあふれつつも、違う環境で生活することの不安と寂しさは一人暮らしを始める人なら誰でも感じるのではないでしょうか。
寂しい時は、感情を吐露すること。
親しい友人に不安なこと、寂しいことを話すのです。聞いてくれる友人は、上手になぐさめてくれなくても、自分の感情を吐露すること自体に不安や寂しさを和らげる効果があるのです。
家族に電話して、気持ちを話すのもいいですね。誰かに聞いてもらうだけでもいいのです。
新たな環境で生活を始め時間が経つと、少しずつ新しい人間関係が築かれていきます。また仕事や勉強なり打ち込めるものができたら、少しずつ寂しいという感情も和らいでいくでしょう。
寂しい時は、自らコミュニケーションをとろうすることも大事ですよ。
まとめ
初めての一人暮らしは不安と寂しさがつきものです。特に県外でしたら知らない人ばかり。不安や寂しいという感情は普通なのです。
夢と希望、不安と寂しさ。そんな織り交ざった感情を、将来振り返ってみて自分の成長にとって良い時期だったと思うかもしれません。(おわり)