車を購入するときに特に気にするのが、燃費ではないでしょうか。
いかに少ないガソリンで長く走ることができるかというのは、ランニングコストを考えた時にもとても大切なポイントになります。
しかし、ただ乗っているだけでは効率が良いのか悪いのかわかりませんよね。
燃費計がついてないと燃費はすぐに分かりません。
そこで燃費の計算の仕方についてご紹介します。意外に簡単に計算はできます。
目次
燃費の計算の仕方は
燃費の計算の仕方はそれほど難しくはありません。
簡単にいえば、ある区間を走った距離と、その区間を走った時に消費したガソリンの量が分かればいいのです。計算式は、
走行距離(㎞)÷給油した量(L)=燃費(km/L)
走った距離を知るのは難しいことではありません。
車には必ずメーターが付いているので、一度リセットしておけば走った距離を測定することができるからです。
しかし消費したガソリンの量となると、把握するのが少し難しくなります。
ガソリンメーターはありますが、数値化されてはいないのでどのくらいの量使ったかを正確に知ることはできないんですね。
そこでガソリンスタンドで給油するときに量を把握するようにします。
計算の仕方です。
- まずガソリンを満タンにします
- この時にトリップメーターをリセットします
- 走り続けてガソリンが減ってきたら再度ガソリンを入れて満タンにします
準備としてはこれだけです。
ガソリンを満タンにした時は、しっかりとレシートをもらいましょう。給油した量を確認する必要があるからです。
この時に給油した量(レシートで確認)と、トリップメーターの数字で燃費を計算します。
計算方法は走行距離(㎞)÷給油した量(L)=燃費(km/L)。
もし300km走って、次に給油したのが25Lだったら、300km÷25L=12km/Lということになります。
アプリも活用
スマホがあるなら燃費管理アプリというのもあります。
走行距離と給油量を入力すれば計算してくれますよ。
アプリのよいところは、データを残しておくことができるので、過去のデータから推移を見たい時に役立ちます。
燃費は変わる
計算の仕方は分かりましたが、燃費って運転の仕方によって変わるものなのです。
そもそもハイブリッド車のように効率よく走る車もありますが、アクセルの踏み具合が主に関係してきます。
アクセルを踏み込むとそれだけガソリンが消費されてしまいます。加速時には特にガソリンの消費が激しくなるため、急加速や急ブレーキをかけるのは燃費にかなり影響します。
ということは、信号の多い道や渋滞などではガソリンの消費が早くなるということになります。
燃費をよくしたいならこうした場所をできるだけ避けるというのも良い方法ですね。
また、余分な荷物が積んであったら、それも重い物を運んでいるということなので、燃費に影響します。他に、タイヤも空気圧によって燃費が変わってきますよ。
夏場だったら、エアコンが結構燃費に影響してきます。しかし、車の中は暑くなりやすですから、我慢してエアコンを切って走行するのはおすすめしません。
熱中症になって、運転に影響がでては困ります。昨今の夏は暑すぎるので、エアコンはつけるようにしてくださいね。
まとめ
燃費の計算の仕方について紹介しました。
ガソリンを満タンにしてから、減った分を計るのがコツですよ。走行距離でその量を割れば、燃費が計算できます。
また、燃費は運転方法によっても変わってきます。良くしたいなら、アクセルを思い切り踏み込まないよう気を配ってくださいね。(おわり)