ゴーヤーはにがうり(苦瓜)とも呼ばれる野菜です。
その名の通り苦味があるのが特徴です。
ゴーヤーは沖縄の方言ですし暖かい地域で作るイメージがありますよね。
だから寒い地域で作ることができる野菜なのかどうか分かりにくいものです。
このゴーヤー、私の自宅の畑でも作ってます。作り方等紹介します。
目次
自宅の畑でも作れる?
ゴーヤーは熱帯アジア原産の野菜です。
主に沖縄や九州で作られていますから、暖かい地域でないとだめなのかと思ってしまいますが、特にこの地方でなくても作れます。
日本の夏は暑いですし、3か月で収穫できてしまうんです。暑くなりそうな時期に植えて暑い時期に収穫します。
うちは中部地方の雪が降る地域ですが普通に作っていますよ。
場所も広くは要りません。
うちは1m50cm×3m50cmの範囲で作っています。つる性植物ですから上に向けて伸びていくように作っていくわけです。
支柱をたてネットを張ります。ネットにつるが巻き付いていく感じですね。
また、畑でなくてもプランターで作っている人もいます。
グリーンカーテンとしても活用もできますからね。
また、病害虫による被害も少ない野菜なので、初心者向きの野菜なんですよ。
私の家の作り方
うちは種から蒔いて作るのではなくてポット苗を買ってきて作りますね。
種でも販売されていますが、ポット苗でも販売されているのでそちらの方がお手軽です。
種は硬くて一部を切らないといけなかったりで手間がかかるんです。
それに家庭菜園であれば2株程度でいいんです。たくさんは要りません。それでも自宅では消費できないくらいできてしまいます。うちでは毎年、知り合いなどにおすそわけしています。
土づくり
ゴーヤー作りは初心者向きといわれ簡単なんですが、ただ畑に植えておけばいいというわけではありません。
土づくりはしっかりやります。
苗を植える2週間前に苦土石灰をまき、その1週間後程度に堆肥と化学肥料をまいて土と混ぜ畝を作ります。
その1週間後に苗を植えます。
なぜこのように時間を空けるかというと、「肥料あたり」を起こす場合があるからですね。これは肥料に負けて枯れてしまう場合があるからです。
畝ですが、うちの場合は、幅60cm、高さ20cm程のを作りますね。
苗を植える時期・場所
5月初旬~中旬に畑に植えます。
私の家ではゴールデンウイークに植えてますね。つまりは暖かくなった時期に植えます。
植える場所は日当たりのよい場所を選びます。熱帯原産なので十分陽に当たる場所がいいですね。
株の間は1m~1m50cmと幅をとって植えます。
支柱・ネット張り
ゴーヤーはつる性の植物なので、ネットを張ることが必要になってきます。
苗を植えて、支柱とネットを張るようにします。
収穫時期の写真ですが、横からみるとこんな感じです。三角屋根の形になるように支柱を組み立て、斜めの部分にネットを掛けます。
水やり
水やりは乾燥しない程度にしてます。
1日2回とか決めてやると根腐れを起こす場合がありますので、状況をみながらというのがよいです。
うちの場合だと水やりは最初の時ぐらいで、育ってきたらほったらかしに近い状態になってますね。
剪定・摘芯
育ってきたら、下の方に伸びているつるを切っています。
下の方で生ると果実が地面に接してしまい、傷む場合があるからです。
上の方にのびているつるに栄養を流すということですね。果実が上の方で生り地面に接しないようにしています。
敵芯は茎先を着る作業のことです。
この作業をすると収穫量を増やすことができるといわれますが、しなくてもたくさんできてしまうのでやってません。
下の方に伸びているつるを切っている程度です。
本来は収穫量を増やすにはやった方がいいようです。
やり方としては本葉が4~5枚の時に、その上の茎先を切ります。葉のわきから子づるがでてきて、その子づるから孫づるがでてきます。
さらには、上にのびている子づるを3~4本残し、下に伸びている子づるを切ります。
すると孫づるにたくさん実がなり、収穫量が増えます。
追肥
野菜の作り方の本にはときどき化学肥料を、と書いてありますね。
しかし、うちでは全くしません。
うちでは苗を植える段階でしか肥料は与えません。
収穫
収穫は7月下旬から8月上旬ぐらいです。
2ポットで作りますが、たくさん生りますよ。毎年知り合いにあげてます。
まとめ
ゴーヤーは自宅の畑でも作れるのかについて紹介しました。
3か月ほどで収穫できてしまう野菜なので、暑い時期がある地域であれば作れてしまいます。
場所も支柱とネットを作れば上に伸びていく野菜なので広くは要りません。
ゴーヤーは初心者向きの野菜です。
いわゆる放任栽培でもできてしまうんです。病害虫による被害も少ないですし。ただ、うちでは最初の土づくりだけはしっかりするようにしています。