アパートに住むことになった場合、引っ越しの挨拶は行くべきなのでしょうか。
知らない人の所に挨拶に行くのは不安なものです。なじみのない地域で、そのような人に声をかけるのは緊張しますよね。
一戸建ての場合は、そこで長く住むことが前提ですから、引っ越しの挨拶はした方がいいでしょう。
アパートの場合はどうすべきかについてまとめましたので、参考にしてください。
目次
アパートの場合、引っ越しの挨拶をしない人も多い?
向こう三軒両隣という言葉があります。両脇の家と、道路を挟んで向かい側の三軒の計五軒。
親しくお付き合いする単位として、日本では昔から使われてきました。
ですから引っ越しをした時も、向こう三軒両隣には挨拶をするというのが基本的な考えでした。
しかし、時代の流れで近所とのつながりも薄くなってきて、住まいの形としても一戸建てに限らず、アパートやマンションで暮らす人が多くいます。
そして、働き方も様々。
転勤族の人、出張で何日も家を空ける人、夜仕事をする人など様々です。
そうなると、周りの人と接点がないために、挨拶の必要性を感じてしまいますよね。
実際、アパートやマンションで隣に誰が住んでいるか分からない、という人も多いです。
私事ですが、アパートの一人暮らしを地方で5年程の経験があります。
引っ越して周りの住人に挨拶に行ったことはありません。逆に、周りの人で挨拶に来られたことは一回だけあります。
周りの知り合いに聞いても、しなかったという人がほとんど。挨拶をしないケースは多いと言えます。
また、年代も関係があります。
若年層になればなるほど、挨拶をする人は少なくなっているというデータも。
アパートは短期的に利用する人が多いです。学生や単身赴任の人は長く住まないのです。
ですから、挨拶をしない人は多いということですね。
一戸建てで、このままずっとその家に住むつもりなら挨拶はしておくべきでしょうが、長期で済まない予定なら、しない選択でも良いでしょう。
挨拶の意味合いとしては、色々ご迷惑をかけたりお世話になるかもしれないから。
そのような関係にならないと思うなら、挨拶の必要は特にないでしょう。
でも、挨拶をする人も確かにいます。
生活をする中で何が起こるか分かりません。やはり周りの人にお世話になるかもと思うなら、挨拶しておくのも悪くはありません。
挨拶をされて嫌な思いをする人は少ないでしょう。
挨拶をする、しない?
ご近所に挨拶にするかしないか迷ったら、大家さんや不動産会社の担当者に聞いてみてもいいです。
地域の特性や、アパートの特性で、皆あいさつをしているのか聞いてるのも対処法の一つです。
あまり挨拶はしてないような所でしたら、そのまま挨拶なしという判断もできます。不安な場合は、信頼できる人に頼ってみてくださいね。
あと、挨拶をするかしないかは、防犯上の観点からも考えてみることです。
特に、1人暮らしをする女性。安全面を重視して挨拶にいかないという選択も入れておくべきです。
男性の一人暮らしの人が多く住んでいるような所では、気をつけた方がいいですね。
もし女性で一人暮らしで挨拶の必要性を感じるなら、対処法として父親や男兄弟、または彼氏や男友達について行ってもらうのがいいですね。
この場合、「女性の1人暮らし」と分からないようにすることが大切です。自分の身を守るためには、必要なことですね。
また、都会と地方でも事情は違ってきます。
都会は防犯上、挨拶は控えることを考えるべきですが、地方だと、そこまで深く考える必要はないかもしれません。
人も少なくて、よく会う可能性があるなら挨拶をしておいてもよいでしょう。
まとめ
アパートの引っ越し挨拶はしない人は多いです。
その場所にずっと住むつもりなら、色々ご迷惑をかける場合があるので挨拶しておいた方が良いでしょうが、あまり関わりがなさそうならしない選択も。
あと考えておくべきは防犯上の観点。
女性の場合だと挨拶を控えた方がいい場合もあるので、そこは考慮しておいてくださいね。(おわり)