文字は長年置いておくと薄くなったり消えてしまうのかなと、ふと心配になることがありますよね。か。
日記は将来見返すこともあるでしょうから、長く保存したいものです。
ここでは、シャープペンで書いた日記はどれくらい長持ちするものなのか、何年後かに消えてしまうのかということを解説します。
目次
シャープペンの文字は消える?
まずですが、シャープペンの芯は何でできているかを知っておく必要があります。
シャープペンの芯は黒鉛とプラスチックを練り固めたもの。普通の鉛筆は黒鉛と粘土を練り固めたものです。
プラスチックを使うことによって高強度の芯になるんですよ。
鉛筆と同じく黒鉛を使っていますから、黒鉛はどれくらい持つのかが問題となります。
黒鉛は鉛(なまり)という漢字が入っていますが、炭素からできているものですが特徴として、
- 耐熱性
- 潤滑性
- 熱・電気伝導性
- 化学的安定性
これらの特徴をもつ安定した物質なんです。
保存がきくということですね。
私の場合を考えると昔30年ほど前に書いた日記の文字は普通に読める状態です。
50年以上経過しても特に問題ないでしょう。
さて日記の文字が消えること以外に、心配すべきことがあります。
紙の品質です。
保管条件が悪ければ時間の経過や紙の劣化により、紙の黄ばみが起こることがあります。
文字が消えてしまうことよりも、紙の黄ばみとしての劣化もおこることを考えておいた方がよいですよ。
日記の保存方法は?
まず基本的なことですが、日光日光や高温の場所を避けて保管することが重要です。
私のケースを例にとると、確かに冷暗所に保存した日記は30年以上たっても劣化は感じられません。
一方、人の連絡先が書いてある机の上にだしっぱなしにしてある紙は長年おいておいたら黄色いシミがでてきました。
だから、長期で保存したいなら保存場所も考えてくださいね。
あまり心配であればデジタル形式で保存することも考慮すれば良いでしょう。
パソコンを使っている人ならハードディスクやUSBメモリ、CDといった記録媒体を使うということです。
まとめ
シャープペンで書いた日記は数十年以上普通に残すことができます。
文字が消えてしまうことはあまり心配することはないですが、紙自体が劣化してしまうことがあるので、保存方法には気をつけましょう。