
平成28年1月からマイナンバー制度が始まりました。
早いもので4年以上が経とうとしています。最初は生活がどう変わるのかちょっと心配でしたが、実際のところ、そんなに変化はないなと思っています。
通知カードが送られてきて引き出しにしまったままの人も多いでしょう。実際のところ、生活の場面で使うことはあまりないなという人も多いと思います。
でも例えば引っ越しして、一人暮らしにはマイナンバーの手続きが必要なのではないかと疑問におもうことはないでしょうか。
一人暮らしを始める時、マイナンバーの手続きは何か必要なのか紹介します。
目次
一人暮らしにマイナンバーの手続きは必要?
まず、マイナンバーは国内に住民票がある人に対して割り当てられている番号です。
個人に割り当てられた番号ですので、住所が変わることによってナンバーも変わるということはありません。
ですので引っ越しして、一人暮らしになったとしても番号は変わりません。
住所が変わってもマイナンバーの番号が変わらないのなら手続きがいらないのかなと思うかもしれませんが、手続きは必要です。
というのも、マイナンバー制度には、
マインナンバーカードの記載に変更があった場合、14日以内に届け出なくてはならない。
というのがあるからです。
マイナンバーには住所が記載してあり、住所に変更があるなら役所に行って届け出をする必要があります。
そもそもマイナンバーには、
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
があります。
前者は申請して交付されるものです。なので全員が持っているわけではありません。後者の通知カードは日本に住民票がある人なら送付されているはずです。
マイナンバーカードを持っていない場合は、通知カードの方を持っていきます。
マイナンバーの手続き方法は?
引っ越し先の市役者や区役所の住民課窓口か、マイナンバー専用窓口で行なうことになります。
「マイナンバーカード」もしくは、「マイナンバー通知カード」を持っていき、転居した日から14日以内に手続きを行なって下さい。
「記載に変更があった日」は「転居した日」ということになります。
手続きをすれば、追記領域に新住所が記載されます。
ちなみに引っ越しをする時、マイナンバーカードがあると「転入届の特例」が適用されます。転出証明書は必要なくなります。
しかし、引っ越しする前の転居前の市役所や区役所で、マイナンバーでの転出手続きをしておく必要があります。
カードがなく通知カードの場合は、通常の転居届、転出届、転入届の手続きとなります。
持っていくものは、マイナンバーカード、もしくは通知カード。身分証明書(パスポートや運転免許証など)、印鑑です。
まとめ
一人暮らしにはマイナンバーの手続きは必要なのかと手続きの方法について紹介しました。
個人に割り振られた番号ですので番号自体は変わりませんが、住所の記載が変わるので手続きが必要です。
引っ越し先の市役所か区役所の住民課窓口、もしくはマイナンバー専用窓口で行なうことになりますよ。(おわり)