アパートの更新料っていくらぐらい?地域差があるって本当?

アパート更新料をご存じでしょうか。

アパートに住んでいて更新する時に払うお金です。「聞いたことがない」そんな人も多いかと思います。

賃貸の契約はほとんどの物件が2年契約となっていて、更新の必要があるのです。

更新料はいったいいくらぐらいが相場なのでしょうか。また地域差についても紹介します。

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アパート更新料とは?

アパートやマンションを長期間借りているときに必要なのが、更新料

はじめて一人暮らしを始めたという人や長期間住んだ経験がないという人はアパート更新料を払ったことがない!という場合もあるかもしれません。

基本的にアパート更新料は2年後ごとに支払う必要があります。

 

一人暮らしを始めようと思った時に、初期費用ばかりに目がいきがちですが、長期で住むつもりなら、更新料という費用も必要なのです。一人暮らしっていろいろと費用がかかりますね。

 

アパートの最初の契約は基本2年間で、初期に支払う敷金礼金や火災保険各種費用は2年が目安となっています。

2年間住んでみてもっと住みたいと思ったら、契約の更新をするための更新料を支払わなければいけません。

更新料に関しては、アパートを契約するときに説明がある場合がほとんどで、もうすぐ住み始めて2年というときに連絡が来ますよ。

 

そのときにはじめてアパート更新料を支払うことを知ったら、急な出費になってしまい驚いてしまうかも知れません。なので、そのような料金を支払う必要ががあるということを前もって知っておいてくださいね。

更新料はいくらぐらい?

気になるのがアパート更新料はいくらぐらいなのか、という点ですよね。

1万円なのか、2万円なのか…と考えているならそれよりももっと高いかもしれません。アパート更新料の相場は、だいたい家賃の1ヶ月から2ヶ月分です。

だから、家賃が5万円だったら、更新料は、5万円か10万円ということになります。

これは最初に契約したときの書類にもしっかりと記載されているはずですので確認してみてください。

 

これから契約するという方は、アパート更新料を支払わなければならないのか、またそれはいくらなのか、事前に確認しておくと良いですね。

ちなみにこのアパート更新料は2年後ごとに更新されます。4年住んだらまた支払い、6年住んだらまた支払うことになります。

 

アパートに住んでいる間は、2年後ごとにずっと支払わなければいけません。2年おきに新しく契約を結ぶので仕方がありませんよね。

なのて、引っ越しを考えるなら、2年単位で引っ越すようにするのが良い方法です。そろそろアパート更新料かな、と思ったタイミングで引っ越すのが一番無駄な費用が発生しません。

 

地域差があるって本当?

実は、アパート更新料は地域差があるんです。

アパート更新料は関東ではよくある風習だけれども関西圏ではそこまで広まっていない風習です。

だから、実際アパートに長年住んでいるけど更新料なんて知らない、なんて人もいるわけです。

 

都道府県別の調査によると、神奈川では9割以上のアパートマンションで更新料の支払い義務がありますが、東京や埼玉の場合は6割程度だといわれています。

西日本になるとアパート更新料の徴収率はもっと下がり、愛媛県では1割ちょっと、福岡県では2割程度の物件で支払う必要があるといわれています。

 

西日本の物件は、アパート更新料を支払わないことのほうが多いです。地域差は相当ありますね。

料金に関しても、地域によって2ヶ月、1ヶ月、1ヶ月半など違いがありますよ。こちらも管理会社や大家さんが決めた金額に従う必要があります。

更新料の注意点は?

アパート更新料は更新をするという契約の費用です。

家賃の場合は月の途中で引っ越したら日割り計算になることもありますが、アパート更新料はあくまでまた契約を更新する、というための費用です。

だから、注意点としては、契約を更新した後に引越しが決まった場合、住んでいた期間が2年と1ヶ月でも、2年と3日でも、アパート更新料を支払う必要があるのです。

 

ただ、1日や3日程度であれば交渉次第で支払わなくても良くなる可能性もありますが、原則的には2年を超えての契約になるため支払う義務があると思っておきましょう。

引越しならやはり2年単位がベストです。3年で引っ越したり5年で引っ越すと、一年分の支払ったアパート更新料がちょっともったいないですよね。

家賃1か月分や2か月分は決して少ない金額ではありません。数万円も支払うのですから損をすることなく、2年契約なら2年ギリギリの範囲まで住んだほうが無駄になりませんね。

 

注意点の二点目です。

賃貸情報を見ていると、家賃や敷金礼金、共益費などの記載はありますが、アパート更新料についての記載がない場合がほとんどです。

ひっそり記載がある場合もありますが、いくらなのかチェックをしていない人が多いですよね。

契約時に説明をしてもらえるかもしれませんが、契約時には難しいことをたくさん言われるので覚えていない、記憶にない、なんて人もいるかもしれません。

 

でも、2年後に家賃数か月分請求されるのとされないのでは大違いですよね。いきなり数万円も請求されたら家計には大打撃となってしまいます。

なので、もし賃貸契約をするときは、必ずアパート更新料があるかどうかを確認しておきましょう。

アパート更新料は何年おきなのか、いくらぐらい支払うのかを事前にチェックすることが大切です。

 

火災保険の更新は必須でも、アパート更新料の支払いはどこでもあるわけではありません。

事前にチェックをすることで、契約更新費用を支払わなくても住み続けることが出来る家を見つけることが出来ますね。(おわり)

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