部屋が急に暗くなったら怖いものです。
電気が消えたなら、まずはブレーカーの確認。
電気の使い過ぎでブレーカーが落ちることがあるので、スイッチを「入」に戻せば、電気はつきます。
しかし、ブレーカーが落ちていないのに、停電になった!という原因が不明な場合もあるのです。
一人暮らしや、夜の時など、そんな状況になったら不安ですよね。
そんな時はどうすればいいのか疑問点にお答えします。いざという時に役立てましょう。
目次
まずブレーカーの確認
まず、停電したら確認してほしいのがブレーカーの確認。
真っ暗になって怖いですが、スマホの明かり等を頼りにブレーカーの所まで行きます。このような非常時の時のために、懐中電灯も常備しておいたほうが安心です。
ブレーカーが下がっていると電気が止まっている証です。ブレーカーを上げて「入」にして電気をつけてみましょう。
もし、それで電気がついたら、ブレーカーが下がっていたから停電した、ということになります。
では、どういったときにブレーカーは下がるのか例を挙げます。
電気の使い過ぎ
電気を使いすぎて契約しているアンペア以上の電気を使うととブレーカーが下がり、切れてしまいます。
例えばワット数の高い電化製品同士を同時に使うと、このように切れてしまいます。
頻繁に起こるようなら契約アンペア数の変更を検討しましょう。
雷で停電
送電線に雷が落ちた場合、大きな電流が流れるので、ショートしていますことがあります。
それを防ぐたに、電気を遮断するしくみになっているので、停電してしまうことがあります。
ブレーカーが落ちていない原因不明の時は?
いつものブレーカーが落ちていない・・・原因不明という時もあります。
漏電
まず、その時は「漏電」が考えられます。
漏電するとブレーカーでも、違うスイッチが下がります。
ブレーカーは左側が「メインブレーカー」、真ん中が「漏電ブレーカー」、右側が「小ブレーカー」になっていることが多いです。
ですので、いつも見ているメインブレーカーが落ちていないから大丈夫だと思っていても、漏電ブレーカーを見落としている場合がありますので、確認してみてください。
漏電とは、その名の通り、どこかで電気が漏れているのです。
確認方法としては、小ブレーカーを全部下げて、漏電ブレーカーを上げます。そして小ブレーカーを1個ずつ上げていき、漏電ブレーカーが下がったところが漏電箇所です。
漏電を自分で直すのは危険です。なので、電気工事店にやってもらう必要があります。
漏電は火災の原因になりますので早急に対処してください。
よく分からない場合はお使いの電力会社に聞いてみて下さい。
電気の工事
ブレーカーが落ちていないのに停電の原因として、電気の工事も考えられます。工事の際は、必ず案内が来るはずです。
案内の用紙を見落としていたのでしょう。
自宅外での何等かの異常
電気が流れない状態ならば、ブレーカーが落ちなくても、停電してしまいます。
台風の発生や雪の影響で、木が倒れることがあります。その時、電線に接触すると、電気の供給が止まり停電することがあります。
また、電力会社自体の問題で、供給がストップする場合もあります。
原因不明の場合の停電は、電力会社に問い合わせてください。
まとめ
ここは停電の原因が不明な場合について紹介しました。ブレーカーが落ちなくても停電する時がありますよ。
是非、参考にしてください。(おわり)