一人暮らしで味噌汁を作ることがありますよね。
味噌汁を作る時は、具材と味噌と・・・出汁(だし)が必要です。
出汁は昆布や煮干しなどがありますが、毎日使っているとお金も手間もかかってしまいます。
そんな時は、顆粒だしの「ほんだし」が便利。具材とともにサッと入れるだけです。
さて、このほんだし、量の目安ってどれくらいなのでしょうか。
目次
ほんだしの量の目安は?
ほんだしは「うま味」を加えるために使われます。
ですから、すでにうま味を感じるあさり汁や豚汁には入れないって人も。入れるか入れないかは具材によっても違ってきますし、好みによっても違ってきます。
また、味噌自体に「だし入り」という商品もあります。ですから必ず使わなければならない物でもありません。
しかし目安は知っておいた方がいいですよね。量の目安はパッケージの裏面に書いてあります。
4人分の場合は、
「水または、お湯600ml(カップ3)に小さじ山盛り1杯(4g)」
です。
ということは、1人分は、
「水または、お湯150mlに小さじ3分の1杯(1g)」
ということになります。
だから一人分の場合は、ほんのちょっと入れるだけでいいのです。ちなみに小さじは、1杯は5mlで、大さじ1杯は15mlです。
目安ですから、自分の好みに合わせて増やしたり減らしたりすればいいですね。
うま味成分とは?
味には、「甘味・塩味・苦味・酸味・旨味」があります。
うま味成分が、世界的に認知されるようになったのは、2000年代からの最近の話。
うま味には、昆布の「グルタミン酸」、かつお節の「イノシン酸」、干し椎茸の「グアニル酸」があります。
昆布や鰹節、干し椎茸にだけに、うま味成分が含まれているのかというと、そうではなくて色んな食品に含まれています。
うま味は味噌自体にも含まれていますし、野菜や肉類、魚にも含まれています。
例えば、グルタミン酸で言えば、
- じゃがいも・・・100gあたり30~100mg程度
- 大根・・・30~70mg程度。
- 羅臼昆布・・・2290~3380mg程度
(参考:特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンター)
具材にも、うま味がありますから、それを補う形で使うのがいいですね。
ちなみに、ほんだしは、パッケージにかつおが飛び跳ねているマークから分かるように、かつお風味の和風だしです。
昆布だしが欲しい場合は、緑色のパッケージの物を使用するといいですよ。
ほんだしが多すぎた場合は?
「あっ、たくさん入れすぎてしまった、もったいない」
なんてことありますよね。
確かにもったいないですが、多すぎると味や健康面ではどのようになるのでしょうか。
ほんだしパッケージの裏面に書いてある原材料は以下の通りです。
「食塩、砂糖類(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、小麦たん白発酵調味料、酵母エキス発酵調味料/調味料(アミノ酸等) 」
食塩、砂糖も含まれています。
味噌汁1杯分(1g)あたり、
- 食塩相当量は、0.4g
- 炭水化物(砂糖類のこと)は、0.31g
入っています。
糖分はそれほど気にするほどの量ではないですが、塩分は、1日で男性が8g未満、女性7g未満と厚生労働省で目標とされていますから、摂りすぎには気をつけた方がいいですね。
味の面では、多く入りすぎるとうま味がしつこくなってしまいます。顆粒をちょっとなめてみたり、水やお湯に溶かして味を確かめて使うといいですよ。
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まとめ
ほんだしの目安の量について紹介しました。
1人分は、「水または、お湯150mlに小さじ3分の1杯(1g)」なので、ほんのちょっとです。
あとは、好みで加減すればよいですが、多いと旨みがしつこくなったり、健康面では塩分が多くなってしまうので、ほどほどにしておくのがいいですね。(おわり)
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