味噌汁を毎朝飲みたい、日本人ならたいていそう思うものです。
一人暮らしをしていて、「飲みたいけど、作り方を知らないから・・・」と市販のカップ味噌汁を買っていては高くついてしまいます。
味噌汁の作り方を知っておけば、安くあがりますし、自分好みのが出来上がりますよ。
私は男ですが、よく味噌汁を作っています。
ここでは、基本の作り方とほんだしを使った簡単な方法を紹介します。
目次
味噌汁の基本的な作り方
味噌汁は、作り方も簡単で難しいものではありません。
本当においしく、お店でだされるような物は手間がかかりますが、自分で飲む程度の物でしたら初心者でもすぐに作れるようになります。
みそ汁の基本的な作り方は、
- 具材をカットして準備
- 出汁をとってから具材を入れて煮込む
- 味噌を溶かす
という簡単な流れで味噌汁は出来上がります。
具材は、わかめ、大根、なめこ、えのき、もやし、豆腐など種類はたくさんあります。自分の好きな物を食べやすい大きさに切ってください。
大きなものは食べやすいように、また火が通りやすいように薄く切るのがコツです。
出汁は基本的に、昆布やかつお節、にぼしなどからとります。
昆布出汁の場合は、1カップの水に3㎝角の昆布を入れた鍋を火にかけて弱火で20分位煮てから沸騰直前で昆布を取り出します。
沸騰してしまうと、出汁の風味が落ちます。鍋のふちに気泡ができ始めたら、昆布を出す合図です。
かつお節出汁の場合は、昆布だしのとり方と同じですが、昆布を取り出した後、沸騰した出汁に鰹節を軽くつかんで鍋に入れ、かつお節が沈んだら火を止めます。
表面のアクを摂ってから2分程沸騰させ、こし布を使ってこしたら完成です。
味噌を入れるポイントとしては、弱火にしてから入れることです。
具材を煮込んでいる間に味噌を入れると風味が落ちてしまいますので、具材を煮込み終わって弱火にしてから入れることが大事です。
ほんだし等を使ってもっと簡単に
かつお節や昆布を使って出汁をとるのは、一人暮らしだとちょっと手間がかかってしまいますよね。
忙しい朝の時間に、昆布やかつお節から出汁をとって・・・と、正直面倒なものです。
もっと簡単でスピーディーな味噌汁の作り方として、ほんだしなどの出汁の素を使う方法があります。
ほんだしのパッケージには、赤い円にカツオのイラストが描かれています。
ほんだしは顆粒になった和風だしの素なので、お湯に溶かせば昆布やかつお節などからとった出汁とほぼ同じものが出来上がります。
沸騰したお湯にほんだしを具材と共に入れて煮込むだけなのでとても簡単。
流れとしては、
- お湯を沸かす
- 沸いたら、切った具材とほんだしを入れる
- 具材が煮えたら弱火にし味噌を入れる
という流れです。
また、出汁がすでに入った味噌もあります。
パッケージに「だし入り」と書いてあれば、だしが入っています。
これを利用すると更に手軽に味噌汁ができます。沸騰したお湯に具材を入れて、最後に出汁入り味噌を溶かすだけ。
料理が苦手な人でもこれなら簡単に、失敗することなく味噌汁が作れそうですね。
そして味噌にも米味噌や豆味噌など原料の違いや色の違いなどがあります。地域によって異なるので、自分が慣れ親しんだものを選ぶのが一番食べやすいと言えるでしょう。
味噌汁の具材の組み合わせ
味噌汁の具材は、単品で入れる他、様々な組み合わせで味を楽しむことができます。
定番の豆腐はわかめや油揚げ、ネギやなめこ、えのきなども相性が良いでしょう。
更に、玉ねぎはじゃがいもやワカメなどと、大根は油揚げやニンジン、しめじなどとも合います。他にもナスや白菜、カブや小松菜などの野菜も組み合わせしやすい具材です。
他にも、あさりやはまぐりなどの貝類も味噌汁にすると出汁がでてうまみが増します。
また、大根やニンジン、ごぼうやこんにゃくに豚肉を入れるとボリュームのある豚汁も手軽にできます。
でも一人暮らしだと色々用意するのが面倒・・・ってなりますよね。
そんな時は乾燥わかめや乾燥麩(ふ)がおすすめです。
わかめはカットわかめとして販売されてますよ。包丁で切る手間なく、手でとっていれるだけなので手間いらずです。
まとめ
一人暮らしでも味噌汁は飲みたいものですよね。
お味噌汁の作り方は、そんな難しいものではありません。簡単に作ろうと思えば、沸騰したお湯に、カットわかめと、だし入り味噌を入れれば出来上がってしまうものです。
最初は簡単なものを作り、慣れてきたら色々アレンジを加えていけばいいですよ。(おわり)
“一人暮らしで味噌汁の作り方は?ほんだしなどを使って簡単に!” への1件のフィードバック