一人暮らしの条件で掲げられることが多いのが「2階以上」です。
賃貸情報の検索を見ていても2階以上の物件を探すチェック項目がありますよね。
そんなに1階の物件って駄目なのでしょうか。
特に女性の一人暮らしだと1階は絶対に止めたほうがいい!なんて意見もよく聞きます。1階2階、それぞれに住むメリットデメリットを紹介します。
目次
1階に住むメリット
いっけん避けられがちな1階物件。
でもあえて1階を選んで住む人も多いのです。これにはいくつかの理由があります。
なぜかというと、2階よりも安いことが多いから。
みんな避ける物件だからこそ、1階は価格が安いのです。比べてみると数千円くらい違います。
だからちょっとでも家賃を安くしたいという人におすすめですね。
あとは階段を登らなくていいから楽だという意見も。
確かにアパートの階段はちょっと面倒ですよね。大きなものを買ったときとか大変ですし、引越しのときもやっぱり1階のほうが楽です。
外に出て、あっ忘れ物をした、あっ雨が降っている、なんていうときでも取りに行きやすいというメリットがあります。
こういうのは、高い階に住んでいれば住んでいるほど面倒ですよね。
最近多いのが、足音が気にならないからというメリットです。
確かに騒音トラブル、足音トラブルって気になると思いますが、1階だと他人に迷惑をかける心配はありません。
だから足音をうるさくしたらどうしよう、と言う人には1階が良いのかもしれませんね。
1階に住むデメリット
まず第一に防犯面が不安なことです。
特に女性の一人暮らしだと気になるところですよね。下着泥棒や不法侵入、やりやすいのはだんぜん1階です。
女性が1階に住んでいると、それだけで防犯面で気をつけないといけないのです。
あとは窓とかを気軽に開けてしまうと怖いと言う人も多いです。簡単に人が入ってきやすいので不安になるでしょう。
洗濯物を干しにくいというのも大きなデメリットの一つ。
また、1階だとどうしても日当たりが悪いことが多いんです。
だから換気は必要なのですが、防犯面を考えると換気をして窓を開けるのが不安だと感じてしまうはずです。
窓を開けたら、虫が入ってきやすいというデメリットも。
女性にとったら、虫の始末も怖いものです。
こう見ると、女性からすると大きなデメリットがたくさんあるように感じられます。だから女性は1階の物件は止めたほうがいい、と言われているのですね。
もちろん、1階に住んでいてトラブルなく過ごせている人も多いんですが、防犯面を考えるのであれば、出来れば避けたほうが良いのが1階なのです。
2階以上に住むメリット、デメリット
2階以上の物件、ここでは2階を主にピックアップして紹介していきます。
まず、日当たりは良いです。
1階に比べると断然2階のほうが良いです。風通しもよく、ベランダからも進入しにくいため、窓も気軽に開けることが出来ます。
もちろん夜中でも簡単に窓を開けられる、と言うことはありませんが1階よりは安心です。
あとは虫などの不安、湿気などの心配も、1階よりは少ないです。
洗濯物も干すことが出来るので女性としては安心ですよね。
また、上に人が住んでいる場合は、上下で温められるので冬も比較的暖かく過ごすことが出来る物件が多いです。
逆に2階が最上階、もしくは2階以外でも最上階の物件の場合は、足音などが気になる心配はありません。
過去に上の階の足音がうるさくて…と言う経験がある人には最上階の物件がおすすめです。
2階のデメリットは、階段が面倒、自分自身の足音を注意する必要がある、という点でしょう。
大きな荷物を持って階段を上るのは大変ですよね。
特に2階以上の場合は忘れ物をしたときでも簡単に取りにいきにくいというデメリットがあります。
エレベーターがあればちょっとは緩和されるんですが、それでも時間の大幅なロスになってしまうのです。
そして洗濯物を落とす可能性があるのも注意点。風が強い日なんかは、あまりおすすめはしません。室内干しも考えましょう。
あとは女性で注意したいのが防犯面です。
2階に住んでいるから安心、ということは絶対にありません。
2階だからこそ、1階よりもセキュリティが甘い、なんて考えてしまってついつい防犯を怠ってしまうことだってあるのです。だから、2階でもちゃんと注意をしましょうね。
女性の一人暮らしなら2階以上が安心
住むのが1階でも、もちろんメリットはあります。
ただ、女性の一人暮らしでしたら、私は2階を選ぶことをおすすめします。
1階でも問題ないという人も多いのですが、安全面を考えると、やはり2階のほうが安心できるでしょう。
ただし2階でも気軽に窓を開けない、防犯を注意する、ということは大切ですよ。
セキュリティ万全のマンションに住むことはなかなか難しいですよね。だからこそ、出来る範囲での防犯に気を使ってください。(おわり)