一人暮らしはいつからできるのか。
アパートやマンションの賃貸に入居する際、何か法律でもあるのかなと思ってしまいますよね。
また、一人暮らしを始めるにあたって理想の年齢は何歳ぐらいなのでしょう。一人暮らしをしたことのない人の割合についてもまとめましたので参考にしてください。
目次
一人暮らしはいつからできる?法律的には?
賃貸で、一人暮らしはいつから(何歳から)でないといけないという決まりはありません。
法律的にもいつからでないといけないというのはないのです。
ただ、何歳からでも契約できるかというと、実際には未成年は難しいというのが現状。例えば、家賃などのお金の問題がありますよね。
仮に、本人に貯金があっても安定した収入があるか、仕事はどうしているのかといった問題があります。
大家さんに対する信用の問題もあります。
そのため、親御さんなどの保証人がしっかりしているかどうかがポイントとなります。アパートを契約する時には、保証人が必要ですから。
アパート契約で審査のポイントとなるのは、お金の問題だけではありません。
未成年だと、深夜に騒音を出して近所に迷惑をかけないか、火元の安全など出来ているかといった素行などが重要な要素となります。
そういった素行がしっかりしていないと、大家さんが不安に感じて契約をしたがらないといったケースがあります。
また、不動産会社に何歳以上からと条件が付いている物件も多くあります。
一人暮らしはいつからでも出来ますが、契約をする必要があるので、特に未成年の場合は、両親が保証人となってくれるかが問題となります。
何歳ぐらいからが理想?
一人暮らしをし始めるのはいつからが理想なのか。
実際に多いのは、大学に入学するタイミング、就職するタイミングですね。
高校を卒業する18歳や成人した20歳くらいから一人暮らしを始めたという人が最も多いです。
学生生活から社会人になる時や上京した時など、人生(生活)の転機になる時に始める人が多くなっています。
このあたりで、一人暮らしをするのが理想としている人が多いですよ。
一人暮らしをするにはお金がかかります。家賃だけではなく、家具や家電といった物が最低限必要になりますし、食費、交通費、交際費など、それなりにお金はかかります。
例えば、家具には平均3万円程度かかりますし、家電にもテレビや冷蔵庫、電子レンジなど10万円近くかかってしまうこともあります。
こういったかかる資金を考慮すると、自立してなくとも多少の収入(アルバイト代等)がなくては出来ないということになってしまいます。
そのため、若いうちから一人暮らしをしたいという人でも、最低でもアルバイトができる年齢である必要があります。
アルバイトは法律上、原則15歳の誕生日を迎えてからということになります。そのため、一人暮らしは何歳からでも可能ですが、15歳前後からと言えるでしょう。
一人暮らしをしたことがない人の割合は?
一人暮らしをしたことがないという人は、もちろんいます。
事情は様々。「一人暮らしはお金がかかるので、実家のままがいい」とか、「結婚が早かったから、一人暮らしをするチャンスが無かった」という人もいます。
あるアンケートによると、一人暮らしをしたことがある人は全体の約7割で、1度も経験がない人は約3割となっています。
また、現在、未婚で一人暮らしをしている人の割合は、全体の3割近くとなっています。
結婚している人が少なくなっているという観点では、一人暮らし率が高くなってきていると言えます。
20代~30代の場合は、全体の2割程度で、5人に1人は一人暮らしをしているというデータがありますよ。
まとめ
一人暮らしはいつからできるかという答えとしては、そのような法律がないので、法律上は何歳からでもできるということになります。
ただ、未成年であれば、保証人などの信用面で問題となります。
一人暮らしが何歳から理想ということに関しては、就職や進学のタイミングである18歳から20歳あたりが理想としている人が多いですよ。(おわり)