保存袋は重宝しますよね。
食材が余った時に保存袋に入れて冷蔵庫に保管しておけば、長持ちします。
しかし、この袋、冷蔵用と冷凍用があるのをご存じでしょうか。
「袋だから、冷凍でも冷蔵でもいいんじゃない?」
と思ってしまいがちですが、このように分かれているのには理由があります。
この違いについて紹介しますね。
参考になさってください。
目次
保存袋には冷凍用と冷蔵用がある
保存袋には冷蔵用と冷凍用があるんです。ですから、それぞれ名称もありますよ。
- 冷蔵用保存袋・・・ストックバッグ
- 冷凍用保存袋・・・フリーザーバッグ
こういう言い方をするんです。
私たちは「フリーザーパック」と言うこともありますから、「パック」なのかと思いきや、「バッグ」なんです。
英語で言えば、「pack」でなくて「bag」なんですよ。
それぞれ、英語でいえば、
- 冷蔵用・・・FOOD STORAGE BAG
- 冷凍用・・・FREEZER BAG
のようになります。
冷蔵用のストックバッグですが、ストックは蓄えるという意味。
しかし、英語ではフードストレージバッグと書いてあるます。
ストレージも「貯蔵・保管」という意味がありますよ。パソコンやスマホに詳しい人なら、よく見聞きする言葉です。記憶装置にあたる部分ですね。
さて、購入する際どのように選べばいいかということですが、以上のように名称で選ぶ他、商品パッケージにもちゃんと用途が書いてあります。
冷蔵用には「冷蔵保存用」、冷凍用には「冷凍保存用」と書いてあります。
ここの部分をしっかり見るといいですね。
このジップロックの場合は、「冷凍から電子レンジ解凍まで」と書いてあります。電子レンジ解凍にもつ使えるということですね。
では、冷蔵保存用は電子レンジに使えないのかというと使えない場合が多いです。
使用上の注意に書いてありますので、確認してみてください。
冷蔵用と冷凍用の違いは?
「冷蔵用と冷凍用って何が違うの?」
そう思うでしょう。単なる袋に何の違いがあるのか分かりにくいものです。
材質はポリエチレンで一緒。
何が違うかというと、厚みです。
表記をみてみるとストックバッグの場合は、
厚みが0.045mmです。一方、フリーザーバッグの場合は、
厚みが0.06mmです。
厚みが冷蔵用と冷凍用の違いなんです。
たった、0.015mmの差で違いはなさそうですが、耐冷温度をみると差は歴然としています。
ストックバッグの耐冷温度はマイナス30度、フリーザーバッグの方はマイナス70度。
冷たさに耐えられないとどうなるかというと、食材に影響がでてきます。
「どっちも冷凍にしてしまうから、関係ないんじゃない」
と思ってしまいますが、冷凍庫内は実をいうと乾燥しています。
冷凍焼けという言葉を聞いたことはあるでしょうが、これは、乾燥して水分が飛んでしまうから起こる現象です。
そうならないように、乾燥から守るためにも厚みが必要ということですよ。
じゃあ、冷蔵だと乾燥しないかという点ですが、冷蔵でも乾燥します。ただ、冷凍の方がより乾燥しているということから、厚みが必要ということです。
まとめ
保存袋には冷蔵用と冷凍用がありますよ。
名称はそれぞれ、ストックバッグとフリーザーバッグ。
フリーザーバッグの方が厚みがあるという違いがあります。冷蔵用を冷凍用に使うと食材が傷みやすくなってしまうので、用途にあった使い方をしてくださいね。(おわり)
フリーザーバッグとストックバッグについて調べていたら、たどり着きました!他にも参考になる情報沢山書いているようなのでじっくり読ませていただきます(*^^*)テレビのアルコールで拭く記事も目から鱗です!記事更新頑張って下さいね(^O^)
コメントありがとうございます!
確認が遅れましてすいません。
記事が参考になれば幸いです。