一人暮らしだと、料理に手間をかけたくないと思うのではないでしょうか。
そんな時に便利なのがカレーです。
カレーなら、野菜と肉を煮込んでルーを入れるだけなので簡単。また残して、次の日も食べるようにすれば、料理の手間を省くことができます。
ただ、作り置きのカレーは知識がないと身体を壊してしまう可能性がありますよ。
作り方と保存方法について紹介しますね。
目次
作り置きの仕方
まず、作り置きカレーの作り方です。
具が小さいほうが美味しい、という人もいますが、次の日加熱するとじゃがいもや玉ねぎは更に小さくなってしまいます。
作り置きをする際はできるなら少し大きめに切って作るようにしましょう。
そうすれば次の日以降も具の形があるカレーが食べられますよ。
また、逆にルーだけで作ったカレーもおすすめです。具材には水分が多く、腐りやすいものがあります。それが入ってない分、日持ちがするのです。
ルーを保存しておいて、その都度、肉と野菜など炒めてルーを混ぜるようにすれば、長くカレーを食べることができます。
食中毒の心配は?
カレーを作り置きしたいけれど一番心配なのは食中毒。
カレーで食中毒になったという話を耳にしたことはありませんか?しかし、3手間だけで食中毒の無い作り置きのカレーを食べることができます。
その方法を紹介します。
- 普通にカレーを作る
- 火を止めたら1回で食べきれる分だけ鍋に残し、鍋の下に冷たい布巾を当てて冷やす。
- 粗熱が取れたらタッパーに入れて密封を行う。
- 冷蔵庫で10度以下で保存する。
この②~④の作業が必要となります。
『常温保存』をしてはダメです。食中毒の原因は常温保存による菌の増殖のせいです。
「加熱したら菌なんて減るでしょう」
と思っているかもしれませんが、常温保存により繁殖した菌は加熱ではなくならないのです。
ですので必ず1回で食べられる量を小分けにしてその都度温めるようにしましょう。できるならタッパーは電子レンジOKのものを使うと時短になっていいですよ。
冷凍保存の仕方は?
冷蔵保存の仕方は分かったけど、作り置きカレーの冷凍保存はできるの?という疑問もありますよね。
カレーの冷凍保存も可能です。カレーの冷凍保存の仕方を紹介します。
- 普通にカレーを作る
- 火を止めたら1回で食べきれる分だけ鍋に残し、鍋の下に冷たい布巾を当てて冷やす。
- 粗熱が取れたら保存袋(冷凍保存可能のもの)入れて密封を行う。
- 冷凍庫で保存する。
この②~④の作業が必要となります。
保存袋ってなんだろう?と思うかもしれません。食品を保存するビニール素材の袋のことです。商品名でいうとジップロックあたりが有名です。
100円ショップで購入できますよ。しかし、保存袋は冷凍保不可のものもありますので購入前に確認しておいてくださいね。
保存袋は重宝しますよね。 食材が余った時に保存袋に入れて冷蔵庫に保管しておけば、長持ちします。 しかし、この袋、冷蔵用と冷凍用があるのをご存じでしょうか。 「袋だから、冷凍でも冷蔵でもいいんじゃない?」 と思ってしまいが …
また、電子レンジ可能のものですと、冷凍庫から取り出して電子レンジで解凍できるのでとても楽ですよ。
冷凍保存したいなら是非保存袋は冷凍保存・電子レンジ可能のものを選びましょう!
どれくらい保存できる?
作り置きのカレーはどのくらい冷蔵・冷凍保存で食べられるのか気になりますよね。
上記の方法で冷蔵保存したものであれば、目安として3日程度までは保存可能です。
1週間は大丈夫という声もありますが、食中毒の心配もでてきますし、風味が落ちてしまい美味しく食べられない可能性があります。早めに食べるようにしてくださいね。
夏場ですと、さらに気をつけて下さい。
また、冷凍保存なら1カ月は大丈夫でしょう。
しかし、冷凍保存でも食べられるなら早いうちに食べたほうが美味しく食べられます。ですので、食べられるときに食べてしまいましょう。
まとめ
今回は作り置きのカレーについて紹介しました。
作り置きのカレーは1回で食べられる分に小分けしてしっかりと冷蔵保存か冷凍保存を行えば、食中毒の心配を減らし食べることが可能です。
小分けする際は粗熱を取り、タッパーかフードパックで保存するようにしましょう。(おわり)