12月は柚子の季節です。
田舎の家には柚子の木を植えている人がいて、送ってもらうという人もいるのではないでしょうか。
柚子は一本の木にたくさん生ります。
それで余ってしまうので、どう使えばいいか迷うこともあるでしょう。そんな時は砂糖漬けなんてどうでしょうか。
はちみつは値段が高いので使いません。
スーパーにある1㎏100円程度のものを使います。
男の私はできるだけ面倒なことをしたくないので、難しいことはしません。
では、柚子の砂糖漬けの作り方を紹介します。
目次
柚子の砂糖漬けで用意するもの
柚子の砂糖漬けで用意するものは、
- 柚子
- 砂糖(柚子と同等の重さの量)
- 果実酒瓶(大きめのもの)
- 包丁
- 桶
私の場合、簡単に作るために柚子と砂糖以外何も入れません。
果実酒瓶は使う柚子と砂糖の量を考えた大きさの物を選びます。柚子と砂糖で満杯になってもかまいません。
自宅で保管する場所のことも考えなくてはいけないでしょうが、大きめのものを持っておけば、大は小を兼ねるので重宝します。私は8Lの瓶を使っています。
砂糖は結構使います。
目安は柚子と同等の量なので、たくさん使いますよ。
桶は柚子を洗うためです。
作り方の流れ
作り方の流れです。非常に簡単です。
- 瓶内部を熱湯で洗う
- 柚子をお湯で洗う
- 柚子を半分に切って瓶に入れていく
- 砂糖を入れる
1、瓶内部を熱湯で洗う
これは殺菌の意味があります。
市販されている商品は保存が効くよう食品添加物が含まれていますが、自宅では普通しません。
なので、まずは容器を熱湯で洗いましょう。
2、柚子をお湯で洗う
これは柚子についた汚れを落とす意味合いです。
雑菌がついていると繁殖しやすくなるので綺麗に洗ってください。
3、柚子を半分に切って瓶に入れていく
切り方は自分の好みでよいです。
- 丸ごと入れる
- 半分に切って入れる
- 4分の1に切って入れる
切らずに丸ごと入れても大丈夫です。
これは手間がかからないメリットはありますが、染み出してくるまで時間がかかりますし、瓶に入る量は切った場合より空間が多くなってしまい入れることができる量が少なくなってしまうというデメリットがあります。
4分の1に切った場合のメリットは、瓶の中での隙間が少なくなってたくさん入れることができることですが、柚子が大量にあると切るのに疲れてしまいます。
なので私は2分の1にしています。
4、砂糖を入れる
最後に砂糖を入れます。
上に入れたままだと下の柚子まで砂糖が届かず、まぶされないのではないかと思いますが、特にかまいません。
入れてから瓶を振る程度で大丈夫です。
作ったあとすることは?
作ったあとすることは、1日1回程度瓶を振ることです。全体にまんべんなくなじませるという意味です。
厳密にしなくても大丈夫で、ある程度なじんだなら途中からほったらかしでも大丈夫です
写真の右側は作りたて、左側は2週間経過後の物です。
2週間もすれば、砂糖がだいぶ溶けて汁と混ざり合います。
あと、日が経つほど、柚子の重みで嵩(かさ)が低くなっていきます。私は日が経ったものでも、さらに柚子と砂糖を追加して入れています。
注意することは?
注意することは置き場所です。
直射日光の当たらない場所であることと、気温が高くない場所であることです。
上限の温度は15℃が目安です。
柚子と砂糖だけしか入っていませんから、一般の保存料が入っている商品ほど日持ちはしません。
それ以上の温度になると腐りやすくなりますので注意してください。
地域にもよりますが、春になればそれぐらいの気温になりますので、瓶での保存の限界はその時期までです。
砂糖漬けの蜜を他の容器に移し替えてからも同じことが言えますので、冷蔵庫に入れて早めに使いきるようにしてくださいね。
柚子の砂糖漬けの楽しみ方
漬けてある間にも、おたまですくって味見してみるのがおすすめです。
初めてならとっても美味しいでしょう。
そして日が経つにつれ、味に深みがでてきます。自分の好きな味加減を知っておくためにも、味見してみてください。
出来上がった砂糖漬けの蜜は使いやすいようペットボトルなどの容器に保管します。
冬ならお湯や紅茶に入れて楽しむことができますね。
また、冷凍という方法もあります。
夏の暑い時期に氷水や炭酸に入れて飲みます。爽やかでとっても美味しいですよ!
柚子の実を使う方法も
柚子の実の部分を捨てるのがもったいないなら、手間がかかりますがミキサーにかけるという方法もあります。
ミキサーして、布などで濾します。
柚子の皮と身の部分の間の白い部分は苦味がありますので、この部分を含めると味がまた変わります。
この部分に関しては好き好きです。
まとめ
柚子の砂糖漬けを紹介しました。
用意する主なものは砂糖と柚子と瓶だけです。
もし柚子が大量にあるなら試してみてくださいね(おわり)