朝食は毎回食パン。
という人もいるほど食生活には欠かせないものです。
ところで食パンの白い部分はなんと呼んでいるでしょうか?
だいたい「白い部分」だけで通じてしまいますから、あまり考えることもないですよね。
食パンの耳以外のこの部分、名前は何でしょう。
目次
食パンの耳以外の白い部分の名称は?
まず、「食パンの耳」という表現に対して白い部分は、という話になると名称はないんです。
「食パンの耳」は正式名称ではありません。
例えば「耳」は「鍋の耳を持って!」とか、「紙の耳をそろえる」というように端っこの部分をさす時にも使われます。
それでパンも端っこの部分は「パンの耳」と呼ばれて、一般的な名称となりました。
なので、それに対する白い部分の名称はないんです。
では名前はないのかというとそうではありません。
専門用語があります。
- 耳の部分・・・外相(がいそう)、外皮
- 白い部分・・・内相(ないそう)
あまり聞いたことがないですよね。
白い部分の専門用語は内相なんです。パン職人さんのブログを見ると、確かに内相という言葉使っています。
「パンの内相を柔らかくしたい・・・」
「大小さまざまな気泡の入り混じった美しい内相・・・」
というような感じで使われていますよ。
パン業界に人は他の言葉も使っている
パン業界の人は外相、内相の他に英語の方も使っています。
- 外相・・・クラスト(Crust)
- 内相・・・クラム(Crumb)
こっちの方を使う方が多いようです。
「クラムが柔らかい」
「クラストがパリッとしている」
そんな表現をしますね。確かにこっちの方がおしゃれな感じがします。
私たちも「うむ、このクラムはもっちりフワフワですな!」なんて使えば通っぽい感じがします。
外相・内相、クラスト・クラムは何も食パンだけに使われる言葉ではありません。食パン以外にも例えばフランスパンでも使われますよ。
まとめ
パンの耳以外の白い部分の名称について紹介しました。
パンの耳という表現に対しての白い部分の名称はありません。
正式な名称で言うなら、
- 耳の部分・・・外相(がいそう)、外皮、クラスト
- 白い部分・・・内相(ないそう)、クラム
です。参考になさってくださいね。(おわり)