
園芸用の土壌改良に使われる「パーライト」。
軽いですし、清潔な土ですから室内植物の栽培用にも向いています。
園芸用品店には売っていますが、安く買えたら嬉しいですよね。
100円ショップのダイソーに売ってるのかどうか紹介します。
目次
パーライトはダイソーに売ってる?
ダイソーは園芸用品も取り扱っています。
そして、店舗の規模や取り扱い量にもよりますが、パーライトは売っています。
私の行ったダイソーにも売っていましたよ。
100円(税抜き)で2リットルの量です(現時点以降、量など変更あるかもしれません)。
ご希望の店舗に、売ってるかどうか電話で問い合わせてみるのもいいですね。
ダイソー製の特徴は?
ダイソー製のパーライトは中国製です。
「輸入原料を日本で検品・パッキングをし、品質向上に努めている商品です」と記述してあります。
中国から原料を輸入して、パッケージ化しているということですね。
パーライトには、黒曜岩か真珠岩を原料とした2種類があります。
ダイソーに売ってるのは真珠石を使ったもの。
真珠岩を細かく砕いて高温処理したものです。
多孔質(穴が多い)で非常に軽いです。2リットルの量で200g程でした。
指でつまむとわりと簡単に崩れますよ。
パッケージには、
「真珠石を細かく砕いて高温処理した、多孔質で非常に軽い人工砂礫です。土の通気性・排水性を高め軽量化します。」
と書いてあります。
パーライトの特徴
パーライトはガラス質の岩石を高温で焼いて作られたもので、岩石の中の水分が発砲して多孔質になっています。
基本的特徴は以下の通りです。
- 通気性・排水性が良い
- 保温性・断熱性が良い
- 無機質なので分解しない
- 人工石なので清潔(室内栽培使用にも適している)
- 軽い
また黒曜岩か真珠岩か原料の違いでも特徴が違ってきます。
一般には、黒曜岩は外側がツルツル、真珠岩は穴が多いです。そうなると黒曜岩は水を含みにくく、真珠岩は水を吸収しやすいという特徴があります。
使用環境としては以下の通りです。
- 黒曜岩が原料のパーライト・・・水はけの悪く根腐れをおこしやすい土壌用
- 真珠岩が原料のパーライト・・・水もちの悪い、すぐ水が抜けてしまう土壌用
ダイソーの製品は真珠岩を使ったもの。
パーライトの基本的な性質として通気性・排水性が高まりますが、保水性も高まるのが真珠岩が原料のものです。
排水性と保水性は相反するように見えますよね。でも、両方兼ね備えることができます。
どういうことがというと、大きな隙間があれば排水性が良く、小さな隙間が多いと保水性が高くなります。
なので、小さな穴が多い真珠岩が原料のパーライトは保水性もあるということなんです。
パーライトを使った土壌例
ダイソーの裏パッケージには基本用土の配合例が書いてあります。
パーライトを使ったものを紹介しますね。
- 観葉植物・・・赤玉土5、腐葉土3、パーライト1、バーミキュライト1
- ハーブ・・・赤玉土5、腐葉土2、鹿沼土1、パーライト1、バーミキュライト1
- アロエ・金の成る木・・・赤玉土5、たいひ1、ピートモス1、軽い石1、パーライト1、バーミキュライト1
- 挿し木・種まき・・・バーミキュライト5、パーライト3、鹿沼土細粒1、くん炭1
- シクラメン・・・赤玉土4、腐葉土3、軽い石1、ピートモス1、パーライト1
まとめ
ダイソーでパーライトは売ってるのか紹介しました。
私の行ったところでは売っていましたよ。
100円で2リットルの量です。(おわり)