消防団員とは?間違えている人が多い消防士との違い!

ツイッターをやっていて、災害が発生した時に「消防団の人が・・・」といって消防士のことを指していたり、その逆もよくみられたんです。

「もしかすると、消防団員と消防士は違うことを知らない人が多いのではないか・・」

そう感じました。

ここでは消防団員と消防士の違いについて紹介します。

 

私は消防団に10年在籍していました。これを読んで、消防団のことを簡単に理解してくださいね。

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消防士と消防団員は違う

まず、消防士と消防団には違いがあります。

  • 消防士・・・常勤の地方公務員で消防や救急、救助などを専門に行う人
  • 消防団員・・・非常勤特別職の地方公務員という役職で消防、防災活動などを行う人

 

こう書くと小難しくなってしまいますが、消防署に勤める人が消防士です。

本職として消防や救急、救助にあたります。消防士採用試験を受けて合格し訓練して消防士になっていく人達です。

 

一方消防団ですが、こちらは消防署に勤める人ではありません。

消防団員は一般の人です。

消防団員は一般の人で自分の仕事を持ちながら、消防・防災活動に参加する人々です。

ボランティアとも勘違いする人も多いですが、非常勤特別職の地方公務員なんです。

 

市町村によりますが、18歳以上であれば誰でも消防団員になることができますよ。女性でもいらっしゃいます。

そんな消防団員は全国に約80万人います。ですので身近にいるかもしれませんね。

 

消防団員の人達は消防署に集まるのではなく、「詰所、屯所」という所に集まります。

シャッターに消防車の絵が描いてあったり、「~消防分団」と書いてあったりしますよ。シャッターの中に消防車が配置されています。

私の地区では小学校区に一つあります。

だから全国的にみると結構たくさんあります。

消防団を細かく

消防団は消防組織法に基づいて市町村に設置される機関。

ですから、市であれば○○市消防団という名称です。

○○市消防団の中に、いくつかの「方面団」があって、さらに細かくは「分団」があります。

○○市消防団△△方面団××分団、というような感じですね。この××分団がおおむね小学校区に一つあります。

ただ、消防団がない自治体もあります。大阪市は消防団がありませんよ。

消防団の活動内容

消防団の活動内容は、その名の通り消防活動です。

住んでいる地域に火災が発生すれば、招集がかかり消火に向かいます。

ただ、基本的には本職の消防士がいますから、その人たちが消火にあたり消防団員は補助的な役割をします。

例えば、鎮火あと延焼しないか見守ったりすることですね。

 

あとは災害発生時も招集がかかれば出動します。

私は一度も災害で招集されたことはありませんが、テレビでも災害発生時、消防団員が参加しているのをみることがあるかと思います。

 

あとは防災・啓発活動も行います。

火災を発生しないようにビラ・ポスターを配ったり、月数回、地域を消防車で巡回したりします。

 

また、「操法」という訓練も行います。

消火活動の基本動作の訓練。これに関しては大会もあります。

大会にむけて練習を積み重ねるので、私生活との両立が大変という人もいますね。

違いの見極め方

消防士と消防団員の違いですが、背中に所属が書いてある場合があります。

テレビなどで遠くからみる場合は背中に「~消防団」と書いてありますから、それで判断できますよ。

まとめ

消防団員と消防士の違いについて紹介しました。

  • 消防士・・・消防署に勤める消防や救急、救助などを専門に行う人
  • 消防団員・・・会社員や自営業など自分の仕事を持ちながらも、消防、防災活動などを行う人

になります。

一般的には消防団員はボランティアと思っている人も多いですが、実は非常勤特別職の地方公務員という役職がついているんですよ。(おわり)

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