アパートには「ロフト付き物件」というのがあります。
ロフトとは屋根裏部屋のような空間で、ワンルームなどに中2階として設けられている空間を指します。
ロフトがあると、何だか隠し部屋があるみたいな感じがして楽しいものです。
けれど、長く住んでいるとデメリットもありますよ。今回はロフトの良い点と悪い点について紹介します。
目次
ロフトの良い点は?
家賃が安いアパートでもロフトがついている物件は案外あります。
ロフトがある物件には多くのメリットがあります。
一つ目は居住空間を分けられるという事。
一人暮らしをしていると、ワンルームの場合が多くて、食べるのも寝るのも同じ部屋の中になるので、毎日が単調になりがちですよね。
でもロフトがあれば、寝るスペースとご飯を食べるスペースを分けることが出来るので生活にメリハリが出るんです。
あと友人や家族が来て泊まる場合にも便利ですね。
私も友人の家に行った時、ロフトがありました。私は疲れていたので、そこで先に寝て、友人は下でテレビを見ていました。
そんな風に使えるので便利です。
また、友人や家族であっても隣で寝ていると落ち着かない場合もあります。同じ部屋にはいるけれども、程よい距離感を持って寝られるというのが良い感じです。
別にロフト部分を寝るスペースにしなくても、趣味のスペースにしても良いですよね。いつもいるスペースとは違う空間が出来ることがロフトがある良い点だと言えるのでしょう。
それからもう一つ良い点として、収納空間に出来るということです。
ワンルームだとどうしてもクローゼットの大きさに限りがあります。
でもロフトがあれば、とりあえずかさばるものを上に上げてしまえば良いので、ワンルームを広く感じることが出来るという良い点があります。
また、部屋の中に散らかった物をすぐにロフトに上げてしまえば、突然の来客が来ても大丈夫ですよね。
ロフトの悪い点は?
何かと便利なロフトですが、悪い点は当然あります。
意外に気づかない点として、暑さがあります。
夏場はとても暑いのです。温かい空気は上に、冷たい空気は下に、ということを昔、理科で習いましたよね。
室内の温かい空気が上にたまるので、ロフト部分は息苦しさを感じるほど、暑くなります。
当然夏場はロフトで寝るのはほぼ不可能です。そんな時はそこで寝るのを諦めて、収納スペースに切り替えた方が良いですよ。
次の悪い点といえば、エアコンの効きが悪いということでしょう。ロフトがあると天井が高くなるので、空間が広くなりどうしても夏場のエアコンの効きが悪くなります。
また先ほど書いたように冷たい空気は下に行きます。ロフトにいると効率が悪いのです。
エアコンをつける際には扇風機も同時に使って、空気を循環させてくださいね。
さらに悪い点として、ハシゴを使っての上り下りが危ないということも挙げられます。
女性の場合、ロフトを収納スペースにしたいからと言って重い荷物を持って、ハシゴを上り下りするのは結構危険ですよ。
夜ロフトで寝ていて、トイレに行きたい時はしごを降りなければならないので、サッと行けないですし、寝ぼけていたら危ないものです。
あと、悪い点として、最初の使い始めの時は楽しいのですが、慣れてくると、上り下りが面倒になってきます。
入居物件として検討する際は、最初の楽しそうという思いの他に、日が経って慣れてきたらどんな感じだろうと考えておくことも大事です。
まとめ
今回はロフトの良い点と悪い点についてまとめました。
ロフトがある事で色々なことに使用できますが、ハシゴの扱いには注意が必要です。
入居物件として検討する場合に参考にしてくださいね。