「使い捨てカイロがタンスの奥にいれたままだった!」
など、しまっておいたまま忘れてしまうことがあるでしょう。
カイロはたいてい10個入りや30個入りなどでまとめて売っています。
寒い時期しか使いませんし、使わない分はしまっておきますよね。
すると、
「有効期限はどれくらいだろう」
「期限切れのものは使えるのかな」
と考えてしまいますよね。
ここでは、使い捨てカイロの有効期限と期限切れのものは使えるのかについて紹介します。
参考になさってください。
目次
使い捨てカイロの有効期限は?
使い捨てカイロの有効期限ですが、パッケージに書いてありますよ。下の方に小さく書いてある場合もあるので分かりにくいかもしれません。
有効期限ですが、おおむね3年程度です。長いもので防災用の5年というのもあります。
こちら2020年の時に購入したものも2023年までで、3年程でした。
期限切れは使える?
使い捨てカイロの有効期限、どれくらい使えるかということですが、まず「使用」期限ではなく「有効」期限であることに注目してくださいね。
- 使用期限・・・一般的に使える期限
- 有効期限・・・一般的に有効である期限
ちなみに食べるものについても同じような期限があります。
- 賞味期限・・・美味しく食べられる期限
- 消費期限・・・食べても安全な期限
使用期限であれば期限を過ぎたものは使わない方がいいですが、有効期限であるので期限切れでも特に問題なく使えます。
カイロの有効期限とは、「表示してある温度規格を保証する期間」の意味で、「製品を使用できる期間」のことではありません。保管状態によって、最高温度が高くなったり持続時間が短くなったりすることがありますが、使用して問題ありません。
(引用:日本カイロ工業会)
日本カイロ工業会のサイトでも切れても使えることが書いてありますよ。
ただし期限が切れてだいぶ経っているものは、
- カイロが固くなっている
- 使っても温かくならない
- 温かくなってもすぐ冷める
こんな状態になってしまいます。
逆に熱くなってしまうのではないかと心配する人もいますが、内容物が劣化していくのでそのようなことはありません。
カイロは鉄が酸化して酸化鉄になる時に発する熱で温めています。
内容物が劣化して化学反応も弱くなっていきますので、熱くはなりません。
カイロのパッケージには最高温度と平均温度、持続時間が書いてありますよ。おおよそ最高温度は50~60℃程度に設計されています。
期限切れになっても、それ以上熱くなるということはありません。
心配であれば、期限を守り買いなおすのがベターでしょう。
まとめ
カイロの有効期限と期限切れは使えるのかについて紹介しました。
カイロの有効期限は3年程度。防災用に5年というものがありますよ。
期限が切れても使えますが、固くなったりしていたら、あまり効果を発揮しませんよ。(おわり)