服のタグにはサイズや洗濯方法、素材などの情報が印字されています。
その中で「リブ部分」と書いてあるものがあります。
聞きなれない言葉ですから、どこのことか分かりにくいですよね。
ここではリブ部分とはどこのことなのか、またどういう意味なのか紹介します。
参考になさってくださいね。
目次
リブ部分の場所は?
タグを見ると、リブ部分と印字してあるものがあります。
こちらは本体綿100%、リブ部分綿95%ポリウレタン5%と書いてあります。
こうあると服に「リブ」という部分があるのかな~と思ってしまいそう。
しかし違うんです。
リブは編み方・形状の名称のこと。リブ編みという編み方がしてあるところがリブ部分なんです。
だから服の箇所の名称ではありません。
リブ編みは畝(うね)のように曲線状になっている編み方です。
伸縮性があるのが特徴です。だからゴム編みとも言われますよ。
こちら、袖口にリブ編みがされています。
こちらは襟口に加工されています。
リブ編みは横方向に伸縮性があります。
自分でもやってみるとわかりますが、縦に引っ張ってもあまり伸びません。でも横に引っ張ると割と伸びます。
これが特徴ですね。
この編み方がされるところは、伸び縮みした方が便利な箇所に使われます。
服を着る時に伸びなかったら着にくいですよね。
また、リブの部分があると締まります。空気が逃げにくく入りにくくなって保温の役割もありますよ。
リブの意味は?
リブは英語で「rib」、肋骨・あばらという意味なんです。
お肉でリブロースというのがありますよね。あれはあばら部分のお肉のことです。
あばら部分はアコーディオンのように起伏になっています。それがリブ編みの名称の由来です。
服以外にも使われる
リブは編み方の名称にあるから、服だけに使われる言葉なのかなと思ってしまいますが、それ以外にも使われますよ。
「リブ加工」といって、突起状の加工する場合にも使われます。
例えば、ペットボトル。
この加工をすることで厚みを変えずに強度をつけることができます。
またツルツルだと持ちにくいですよね。くぼみがあることで持ちやすくなるというメリットもありますよ。
まとめ
タグにリブ部分と書いてあると、服の箇所の名称だと思ってしまいますよね。
それは違っていて、リブ編みをしている箇所のことなんです。
畝のように曲線状になっている編み方のこと。伸縮性があるのが特徴です。
参考になさってくださいね。
リブ部分のお話とってもわかりやすかったです!役に立ち助かりました、有難う御座います
読んでくださってありがとうございます!
更新が滞りがちなので確認が遅れました。