10月、11月ぐらいになると、本屋さんなどで次年度の手帳が並びますよね。
手帳選びは楽しいものです。
さて、毎年使う手帳は決まっているという人もいるんですよ。
僕もいつからか同じものを使い始めるようになってました。
それが「県民手帳」。
県民手帳とは何か、販売店はどこかを富山県版を例に紹介します。
目次
県民手帳とは?
手帳について
主にその都道府県に住む人向けに発行、販売される手帳です。
他の都道府県の人は買ってはいけないということではありません。誰でも買えます。
もちろん、普通の手帳としても使えますよ。
普通の手帳と違うのは、都道府県の統計データや暮らしに役立つ情報が載っている点です。
県民手帳というのは、都道府県か統計協会が編集、発行しているんです。
富山県を例にとると、県統計調査課が編集して県統計協会が発行していますね。
統計データの内容としては、
- 富山県の主なできごと
- 全国から見た富山県のすがた
- 都道府県勢要覧
- 市町村勢要覧
- 世帯数と人口の推移
- 国会議員
- 県議会議員
- 中央主要官庁
- 都道府県庁
- 市町村紹介
- 国の主要出先機関等
- 圏の主要出先機関
- 県内主要団体
- 暮らしの相談窓口
- 主な公共の施設一覧
- 公的医療機関
- 戸籍法・住民基本台帳法による届け出
- 家庭の祝儀・法事/贈り物のしおり
- 書簡用語
- 郵便料金表
- 計量単位換算表
- 印紙税額一覧表
- みんなで進めよう わが家の防災
- 発見!なるほど富山県
- 県内道の駅一覧
- 富山の代表民謡
以上、内容は盛りだくさん。
県の状況を知ることができる他、公的機関の連絡先も載っているんです。休日夜間救急センターの連絡先なんかも載っていますから、いざという時に便利です。
その他、郵便料金表も載っていますし、面白いものでは民謡まであります。色んな情報が載っているんです。
手帳の部分は、書くスペースが多くとってあって使いやすいです。
他の県の県民手帳は分かりませんが、各県独自色を出しているはずです。
富山県版のは毎日小さな天気マークが書いてあって、過去十年の天気が分かるんですよ。
富山県民の歌なんてのも載っています。
さて、この県民手帳、現在のところ北海道・東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県以外の41県で発行されています。
なぜ県民手帳というものがあるかというと、5年ごとに行われる国勢調査が関係しています。
1960年(昭和35年)統計調査員向けに最初作られていました。それが後に一般にも販売されるようになったという流れです。(参考文献:wikipedhia)
価格は?
県民手帳の価格は県によってバラバラです。
富山県版は650円ですが、500円で販売しているところもあれば800円というところもありますよ。
いつから販売される?
県によってまちまちですが、10月半ばあたりから販売する所が多いようです。
県民手帳の販売店は?
県民手帳の手に入れ方ですが、難しくありません。
私はコンビニで毎年買っています。
コンビニの場合はなくなり次第終了なので注意が必要です。
その他の販売店は県によっても違いはありますが、
- コンビニ
- 本屋
- ホームセンター
- 文具店
- 県庁
- ネット通販
- ネットオークション
ネット通販やネットオークションは県外の県民手帳を購入できるメリットがありますが、正規の値段より高い場合があります。
実店舗でも売り切れの場合や取り扱ってない場合もありますので、電話で問い合わせてみるのもよいでしょう。
まとめ
県民手帳を紹介しました。
統計協会が発行しているものなので、統計データがたくさん載っていますよ。
統計データの他、生活のお役立ち情報も載っている点がありがたいです。
県によって違いがあるので、いろんな県のを見比べてみるのもいいですね。(おわり)